音楽をやる上で欠かせないのが、リズム。ことリズム感に関しては、これがあるとないでは、音楽をやる上で生死を分けるといっても過言ではない程重要です。
また、特に音楽やってなくても、リズム感はあったに越したことはないというか、実際あったほうがいいです。
では、リズム感を良くするには、普段どんなことをすればいいのか?
習慣付けたほうがいい「3つの習慣」についてお話しします。
■いつでもどこでもリズムを取る
一日のうちで、音楽に接しない日はないですよね。テレビを付ければ何らかの音楽は聞こえてくるし、朝聞いた音楽、それもCMだったり番組で使われてる曲だったり、どこかから流れてきてたまたま聞いた曲・・・が、つい一日中耳について離れなかったりするくらいです。
音楽を聴くことが好きなら、自分でスマホとかiPodとかでも聴くと思いますが、楽器を持たない時でも、音楽を聞いたらいつでもリズムを取りましょう。
体の何処かを使って、例えば、座ってれば自分の太ももを手で叩くとか、周りに人がいて音が出せないなら指だけでとか、とにかくドラマーのごとくリズムを取るんです。
私もいつも電車の中で音楽を聴いてますが、立っててもつり革を握る指でとか、つま先を上げ下げしたりとか良くやってます。慣れると他のことをしながらでも自然とリズムを取れるようになりますので、そうなったらしめたもの。
とにかく普段からリズムを意識することがリズム感の向上に役に立ちます。
■音楽はリズムだけじゃなく細かいところまで
あなたは、普段音楽を聴く時は何を一番聴きますか?
やはりボーカルでしょうか。
そうですね、歌入りの曲は歌が主役ですからそれでいいのですが、楽器をやるなら、バックの音におおいに注目すべきです。
さっきリズムを意識して音楽を聴こうと言いましたが、リズムだけじゃなく、他の楽器がどんなことをやってるか、音がどんな感じで重なっているかなど、曲の構造についても分析するような感じで聴くと全体が見渡せるようになります。
すると、実際にバンドで演奏する時に周りの音を聞きながら演奏することが容易になり、ずれることがなくなります。
私はトロンボーンもやりますが、ジャズファンク系の場合、バンドでやる曲は譜面がない(売ってない)ものがほとんどだったりするので、自分たちで「耳コピ」することが多いです。
私はホーン用の譜面を作ることが多いのですが、メロだけじゃなく、ハーモニーも聞き取って譜面にしますので、それこそ何回も何回も聞いて、元の音源を分析しながら譜面にしていきます。(ポータサウンドみたいなお手軽キーボードとかを使います)
この作業が、リズムを取るということと、全体を把握する、他の楽器の音を聴くということに大いに役立ってるような気がします。
まあ実際に譜面にすることはなくても、他の楽器がどんなことをやってるか意識することは、リズム感良くバンドで合わせるために必須ですし、何より、音楽をやる上での「耳」が良くなります。音楽に対する感度が上がりますので、ぜひ習慣付けましょう。
■メトロノームは友達
練習する時は、個人練でも合奏でも、メトロノームを使いましょう。
合奏というか、バンドでは、ドラムがいるからあまり使うことはないかもしれませんが、曲を初めて合わせる時とか、ごく初期だけでも効果があります。
特にドラマーは、ずれると恥ずかしいですから、普段から個人練で練習しておく、メトロノームに慣れておくべきです。
具体的な使い方、効果的な使い方については、また後日記事をアップしますが、練習にメトロノームを使うことは、一つの「習慣」にしてしまいましょう。メトロノームは友達にしちゃいましょう。
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まとめると、
音楽を聴いたら、聞こえてきたら、まずリズムを取ってリズムを把握。
リズムがわかったら、細かいところ、どんなメロでどんな楽器がやってるとか、どんな合いの手が入ってるか、バックではどんな音が鳴ってるか・・・など、分析。
そして練習では常にメトロノームを使い、周りの音を聞きながら合わせる・・・
と、リズム感が良くなって、いい演奏、いい音楽を作ることにつながります。
そのために手っ取り早いのは・・・
何度も言ってますが、ドラムです(^^ゞ
→ 実感!リズム感を鍛えるのにドラムが有効な理由とその効果3つ
それではまた!(・∀・)