驚愕!PMGのコンサートに見る日本人のリズム感

PMGとは、パット・メセニー・グループのことです。

パットメセニーは私も大好きなギタリストの一人で、CDも大抵持ってますし、コンサートにも良く行きました。

パット・メセニー・グループはその名の通り彼のバンドで、メセニーとキーボードのライル・メイズは1978年の結成時から変わらず、あとのメンバーはその時時によって変わり、多くのゲストミュージシャンが参加してます。

日本でも人気が高く、特に87年「Still Life (Talking)」、89年「Letter from Home」は商業的にも大きなヒットとなり、私もこの頃から良く聴くようになり、この後からはずっと、そしてその前もCDなどを追いかけすっかりファンになってしまったというわけです。

グループの活動としては、2005年の「THE WAY UP」を最後に止まってますが、パット・メセニー自体は今も精力的に活動しており、常に注目してます。

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■聴きやすいのに高度!

エッセンシャル・コレクション~ラスト・トレイン・ホーム

さて、パット・メセニーは世間一般的にはジャズ・フュージョンギタリストとしてカテゴライズされるようですが、その音楽性は幅広く、ポップなものからストレートアヘッドなジャズはもちろん、R&Bやハードロック系にも通じ、フリーまでにも至り、常に進歩し続けている、我々を飽きさせないミュージシャン・・・と言えるでしょうね。

その中でもパット・メセニー・グループは一番人気が高く、コンサートはいつも満員なのですが、聴きやすいのにやってることは超ハイテク。ハイテクって言ったらなんかすごい無機質な感じしますが、テクニック的にも音楽的にも、相当高度なことやってるわけです。

もちろんリズムに関しても見どころは多く、聴けば聴くほどそのスゴさにはまっていきます。良くこんなこと考えられるなというか、どういう頭してんだろと、ホント凡人が天才を見るような目になってしまいます。

とにかく変拍子が良く出てきますが、聴いてる分にはそんな特に難しい印象は全くなく、いたって普通に流れ、歌えます。でもそれを演奏しようと思ったら、ん?これ何拍子?譜面に書くとどうなるの?・・・となってくることは必至。
苦労して譜面にしたところで、これを涼しい顔してやってるあんたらって・・・(汗)
とにかく超人が揃ってる超ヘンタイバンドです。(←褒めてます)

■First Circleのヒミツ

First Circle: Touchstones Series (Dig)

彼らが1984年に出したアルバム「First Circle」の中に、アルバム名と同名の「First Circle」という曲があるのですが、コンサートではいつも演奏される人気曲の一つです。
ハンドクラップから始まるのですが、こんな感じの曲です。

いかがでしょう。冒頭のハンドクラップ、まあ、あるパターンの繰り返しなのは確かなのですが、ちょっと慣れれば叩けるようにはなるでしょう。こんなふうに聞こえたのではないですか?

画像1

fchc

でもこれ、聴いているうちに、この曲のテーマとも言うべきパターンの裏、裏を取ってるんだということに気が付きました。譜面にするとこんな感じです。

画像2

firstcircle

(※画像1、画像2共に、「島村楽器公式ブログ」より)

ここでは4分の6+4分の5で書いてますが、8分の12+8分の10(8分の22)のほうが合ってるかもしれません。

これドラムをやってるとわかりやすいのですが、パラディドルっぽいです。
ていうか、パラディドルを知っているドラマーならすぐわかるはずです。

※パラディドルはこちらを参照ください

右手(R)がメロ、左手(L)がハンドクラップとすると、

|RLLRLRLLRLRL|RLLRLLRLRL|

となります。
冒頭はメロがないですから、そう、裏から始まってるんですね(・・;)
これを知ってからみんなと合わせて叩くことができなくなってしまいました。

だってカウントもなくいきなり始まるんですよ?
ステージ上ではどうカウントしてるのかわかりませんが、客席ではその合図はわかりません。

マシンのハンドクラップが聞こえてきたらすぐ反応して・・・やるしかないです。
なので表裏関係なしにこのパターンを覚えるしかないんじゃないかと思います。

■日本人が一番上手い?・・・真似ろ!

パット曰く、これは日本人が一番上手いと。ホントに、一糸乱れぬとはこのことかと。。^^;

世界中色んなとこでやってるでしょうから、その揃い率、精度は日本が一番高いのでしょう。

私も確かに上手いと思います。でも裏から始まってるのを知ってからは表の休符を感じてからでないと叩けなくなっていて、他の人と一緒にやろうとするとズレるのは目に見えてますのでやりません(^^;;

まあやるならここだけ体で覚えるしかないでしょうね。

てかここだけ頭で始まっている、本編とは「別物」として覚えちゃうしかないですね。シンセが入ってきたら「裏」で取るようにして。

そうやると最初から一緒に合わせてできます。
・・・で、これをもって日本人のリズム感が良い、スゴイ・・・と言えるのかはわかりませんが、メセニーのコンサートに来るような人はかなり感度が高いと言えると思います。

こういう頭が休符で始まる曲って、パッと聴くと音が聞こえてくるところが頭だと思っちゃいますから、譜面を見たとしてもどうしても頭でしか感じられない、聴けない状態に陥りがちです。

その後の展開が変に半拍余ったり飛び出たりするので、そこは独自に補正入れたりして、そこはそういうものだと理解して(開き直って?)他と合わせてるという人、たまにいます。

でもこういうハンドクラップだったら、譜面でどうなってるかとか細かいこと気にしないで、聞こえるままに真似しちゃえばいいのかもしれないですね。

太古の昔から、人間は人の真似をして、それを伝えてきたと思います。言葉でも何でも、最初は真似することが第一歩だったりします。真似しながらも、それがどうなっているのか理解することで、本当に自分のものになってくるものだと思います。

リズム感も、上手い人の動きを良~く見て、真似してみてください。「真似」が上達への第一歩です。

・・・あれ?日本人のリズム感とは全然違う話になっちゃいました^^;

ま、いいか^^;

ちなみに、この「ファースト・サークル」に限らず、リズムの「ウラ」を掴むには、そういう音楽を好んで聴くというのも大切です。
普段から意識して「ウラ」を聴いて、楽しみましょう(^^♪

こんな記事も書いてますのでどうぞ
→ 聴いて良かった!裏拍のリズムが取れるようになる音楽3選

それではまた(・∀・)

Still Life (Talking) Letter from Home ザ・ウェイ・アップ

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